「幸せをつかむ歌」
観てきましたー
「幸せをつかむ歌」
ロックスターの夢を追うために家庭を捨てた女性が娘の離婚をきっかけに家族との絆を取り戻そうとする姿を描いたヒューマンドラマ。
かつて夫や子どもたちを捨て、ロック歌手になる夢をかなえたリッキー(メリル・ストリープ)。54歳になった現在は、落ち目になったバンドを率いて小さなライブハウスで歌う日々を送っていた。
そんなある日、元夫から電話が入り、娘ジュリーが離婚して落ち込んでいることを知らされる。20年ぶりに家族のもとを訪れたリッキーは、傷ついた娘を励まそうと奮闘するが……。
☆
観る前から思っていたこと。
「わたし、こういうお母さんになりたーい♪」
破天荒で子供を捨ててしまうような母親に。
「家庭を捨てるなんて言語道断!」と以前は思っていたのにね。
なにしろうちの父は母とわたしたち娘二人を置いて出て行ってますからね、別の女性のところへ。
でもだからこそ、そんな考えを持てたことが嬉しかったの。
世間の求める女性像から離脱した証であり、両親の生き方をジャッジしなくなったことでもあるんだなあと。
家族や周りの人たちとの人間関係を優先するあまり、自分らしさを偽って波風を立てないことより、正直でありたいと今は思うのです。
もっと言うと立派な人物であろうとするよりも、苦労してもバカにされても責められても、自分の個性を貫きたい。
母の立場だけではなく、娘、息子、元ダンナ、恋人・・・等々さまざまな登場人物の気持ちに共感しつつ観られる、ほんとにいい映画です。
だれか観たら感想教えてね~☆
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