殿様商売があるなら姫様商売もアリ、その1「会社を辞めたときに最も役に立ったこと」
「殿様商売があるなら、姫様商売があっていいだろう」
というシリーズで書いてしまいます。
その1は
「会社を辞めたときに最も役に立ったこと」です。
主に広報やPRという
華やかなお仕事をしていたわたしでしたが
ウツでドロップアウトしたのが
2003年の終わり。
2004年の1月1日からフリーになりました。
といっても、どうしていいかわからない状態。
PR関係の仲間がまわしてくれたお仕事を
ポツリポツリとこなしてみたりする日々でした。
あてもなく
目的もない
ほんとのドロップアウトでしたから
お仕事はいただけるだけ
ありがたいもの。
それでも
当時こんなことを
先輩から教わったんです。
「安売りしちゃだめだ」と。
いやあ、毎度ドキドキでした。
あの頃は
冷静な仮面をかぶりつつ・・
背伸びして逃避しつつ・・・
高い金額でお仕事を
承っていました。
こんなこともありました。
ある著名な作家の
日本でのPRをお手伝いすることになり
憧れの方でもあったので
「もちろんお金なんてもらえなくっても、だいじょうぶです~♪」
的な
スタンスでいたのですが
「それじゃダメだ
あなたの貴重な長年の経験を売るのだから」と。
見積もり金額の作成までダメ出しまで
してくれました。
でもその結果
主催会社社長に
「あなた頭おかしいんじゃないの?」
とキーキー怒鳴られました。
すっごく落ち込みました。
自分で本を買い込み
あちこちに配布。
来日時の雑誌インタビューの約束も
いくつかとりつけるなど
奮闘していたのに。
またそれが縁で後日
その社長と作家さんと両方の出版にまで至ったというのに。
「断るにせよ、言い方があるだろう」と
あとあとまで恨んでいました。
でもよかったんです。
結果として。
あそこで断られて
すっぱり縁が切れて。
その社長さんは
利益を自分で出してくれる人が
欲しかったんです。
おかげでわたしは
そういう仕事からは離れようと決めました。
利益を出している人と組もうと♪
そしてだんだんと
高額のオファーをするのにも
慣れてきました。
また ギャラは高くて面白そうで
先の生活のことを考えると
今その仕事が欲しー!って思っていも
こちらをリスペクトしない人が
リーダーだった場合なども
バッサリ断りました。
自分を高く売るということが
あたり前になったころ
第2の転機が来ました。
この先に待っていた
ほんとうの崖っぷち。
ま、それがあるから
いまのお一人様ビジネスのための
サポートをやりたくなったのですけどね。
長くなりましたので
崖っぷち話(面白いよ!)はまた次に。
ノリでつくっちゃった!
興味があったら入ってね↓