日本を褒める。自分の未来に光を灯す。
震災から7年の今日、お散歩していてね。
軒先のモクレンの花や、ベランダの洗濯物をながめながら思ったの。
もっとこの国の良いところを褒めようって。
うちのマンションも含め、東京はウサギ小屋のような小さな住まいに、ちまちまと人が暮らしていて、住宅事情がいいとはとても言えないけれど。
なんかちっさいところに、人がいっしょうけんめい暮らしている様子が今日は愛おしかった。
「みんな幸せでありますように」って、気づいたら祈ってた。
足りないことをあげたらキリがないんだよね。
それは世界のどの国でも同じ。
カンペキはない。
だからって政治家に文句言い、社会にマスコミにと不満をぶつけ。
そんなことをしても震災の復興にはならない。
間違っていることは主張する。
でも同じくらい日本をほめよう。
わたしはそうしようと、今日思ったの。
観光客の行き交う道の端で眠るホームレスの親子もいないし・・・
歩いているだけで大量に押しかけてくるモノ売りもいない・・・
シャワーから茶色の水が出てきたりしないし・・・
ドラッグ中毒者しかないような廃墟地帯もない・・・
空港にマシンガンをもってパトロールする軍隊もいないし・・・
パトカーに止められてグローボックスを探っても、銃で打たれる心配もない・・
日本の国の当たり前が、世界ではそうでないことがたくさんあるよね。
今日、この日。
あらためて。
自分の家の庭の木や花を愛でるのと同じように
自分の国も敬いたいと思いました。
だってほら、自分の未来に希望が欲しいじゃない?
自分を取りまいているいちばん外側の部分、これが信頼できなかったら、自分のことだって信じ切れないじゃない?
だからね、光を灯したい。
わたしの心に、この国に。
「人生の恵みに感謝する」
いいことを教えましょう。あなたが人生で尊重するものは、価値があがります。
あなたが考え、注目するものは、成長します。あなたが感謝するものは、価値があがって、さらにありがたく感じられるようになります。
「1つ目標を持てば人生は一変する ロビン・シャーマ著 北澤 和彦訳 海竜社刊」