「このわたしにできることがたくさんある」という豊かさ
なんどもさ迷い出てては
結局のところ戻ってくる。
工夫や学びは大切だが
気をつけないとすぐに落ちていく。
不足感がベースのところへと
たとえば本屋に行ったとしよう。
「このままじゃダメだよ、自分を変えよう」
「世の中は大変なことが起きるから、準備しよう」
っていう本であふれかえっているから。
こんなツイート。
ミラノの広告たちが恋しくて泣いてる。
東京の広告のセンス、最低最悪。
本当に「おまえはブスだからもっとこうしろ」「あれをしなきゃ負け犬だぞ」「毛を抜け」「毛を生やせ」「金を借りろ」「英会話やれ」ばかりだよ。
気が狂いそう。— kurikuri321 (@kurikuri321) 2018年3月3日
PR関係の仕事が長かったので
よくわかるんだ。
「いまのあなたには問題がある」
としなければモノが売れないから、世の中はこぞって洗脳なのだ。
だから「このままで十分です」と立ち止まる人は奇異に見られる。
もちろんその精神は売り手側にもはびこる。
駆り立てられるようにして働かない人は
「やる気がない、甘えている」
などの悪い評価がつくのね。
わたしが以前勤めていた会社の社長は
「倒れてからが本物だ」と豪語していたし。
実際に倒れて辞めることになったんだけどね♪
そしてもうひとつ。
すぐに不足感の罠に陥るものとは?
それは才能。
セルフイメージと言い換えてもいい。
付け足すことで
どうにかしようとしてやしないか?
もしくはすっかり
あきらめていたり。
そうではなく
「このわたしにできることがたくさんある」
という事実に気づこう。
いまあるものへの感謝こそが
豊かさのことだと思う。
この世界をどう見るか?
欠乏なのか
それとも
豊かさなのかと
いつも問いかけられているね。
わたしの原点
恩師アラン・コーエンの言葉を紹介します。
欠乏と豊かさの距離とは
何十億という人々がこの星のいろいろな都市や田舎に住んでいるように見えるが、実は住むところはたった二箇所しかない。
「スケア・シティ(Scare 恐怖の意味)は恐ろしく、脅威に満ちた場所だ。お金がいつも足りず、物価は高く、それを供給する人々も信頼できない。スケア・シティの原動力はサバイバルだ。自分の安寧をかけてまで誰かを助けることなどあるのだろうか?今のままでも十分大変なのだ
スケア・シティでは毎時間、ニュース番組や新聞が恐怖におののいている視聴者の眼前に、大惨事や大混乱の見出しを派手に書き立てる。
どこかで聞いたことがあるだろう?たった今読んだのは、この星の現在であり、歴史的に何十億もの人々を支配してきたものだ。
そしてこんな場所にも覚えがあるだろう。スケア・シティから少し(ほんの一つの思考分だけ)行ったところには、正反対の世界がある。そこに住む人々は、ずっと続く平和と調和、そしてどこを見ても美しさと善があることへの感謝の心を持っている。
それで彼らのバン(Bun お尻の意味)がいつも踊っているために、この王国はそれにふさわしく、「ア・バン・ダンス(Abundance 豊かさとかけている)」と呼ばれている。陽気な人々が、ア・バン・ダンスの小道を、昼夜かまわず歩いている。大いなる力が共に歩いてくれていると信じているのだ。
バン・ダンスの踊り手たちは、スケア・シティの人々の意識を支配する善と悪という敵対する力からは、超越して生きている。
彼らは、全宇宙を慈悲深い保護のもとに優しく包む、たった一つの「大いなる愛の力」を認めている。
「人生の答えはいつも私の中にある アラン・コーエン著 牧野・M. 美枝訳 ワニ文庫」より一部抜粋
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コメント2件
detodohogar | 2018.03.11 5:46
Thanks so much for the post.Really thank you! Great.
BufeteRosales | 2018.03.09 0:33
ありがとうございました^^