あなたが探されている。
満員電車に揺られているとき
ふとビルの間で立ち止まるとき
夜道をとぼとぼ帰っているとき
浮かんでくるモヤモヤとした問い
人生ってこんなものなのかな？
どうして生まれてきたのかな？
生きるってなんなんだろう？
死んだらどうなるのかな？
命ってなんだろう？
あの苦しい疑問を
持ち続けてよかったと思う。
ずっと捨て去って忘れてしまいたかったし。
実際にいろいろな方法で忘れようとしていた。
華やかな仕事で、夜遊びで、買い物で、デートで、結婚で、海外旅行で・・・。
それから「贅沢な悩みだ」とか
「そんなこと考えるなんてバカじゃないの」
という自分を責める自分もいた。
けれどいつも
チクチクと刺さっていた。
「こんなはずじゃない」
という呼び声が
小さなささやきから
ライブハウスの大音量くらいになった頃
やっとわたしは立ち止まった。
おっと
そういうとちょっとカッコいいが
ウツで強制終了ってやつね。
そこからサクッと
疑問が解決したわけではなく
そっからがより苦しかった。
答えを探して世界を回り
いろいろな人に会い
スピリチュアルから心理学、自己啓発と
一通り学び・・・
で、やっぱり強制終了。
。。。。
そしてやっとわかった。
人生、生きること、命の意味を
探しているのはわたしではなく
探されているってこと。
だから
人生の、生きることの、命の意味を
「こう」と決めて
それを生きるのは
わたしの方だったってこと。
世界はわたしをじっと見つめている。
わたしはそれに応えて世界を創っていく。
まさに青い鳥。
探して探して
答えはここにあったという。
こんなにも不器用なまわり道だけれど
あきらめなかったからこそ
答えにたどりついた。
だから「なにかがおかしい」
っていう心の声は
必ず真実だから
大事にしてほしい。
それからもし
長く探していて見つからないものがあるとしたら
それはあなたのほうが探されているってことかもしれないよ。
