「行くべきところなどない」
きのう親友の結婚式が終わり
のんびり余韻を味わっていた今日。
いつものように公園を歩いていると
寝たきりのお嬢さんを押しながら
犬を連れてお散歩しているお母さんを見た。
夏の終わりの陽射しに
その姿はなぜか平和で
「どこにでも遠慮なく出かけて欲しいなあ」
と思った。
それは車椅子や目が見えない方なども同じ。
ベビーカーや赤ちゃん連れ、お年寄りも同じ。
健康で素早く動ける人以外は迷惑だとか
そんなのって
「ちゃんちゃらおかしい」
といつも思っている。
わたしらだって、ケガをすることもあるし
そして、いつかは年をとるのだ。
★
でもね
わたしも急いでいるときに
のんびりと歩く目の前の親子やお年寄りを見たときはね
一瞬「じゃまだな」と思うのよ。
狭いところなのになんとかして追い抜きたくなって・・・
そうしてハタと。
「お年寄りや子供を邪魔にしてまで、行くべきところなどない」
と思い出すの。
「なにを大事にしたいか」
そのときに鮮明に気づけるの。
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