罪悪感のオモロイ手放し方【1】 「一人SM」という魅惑の商品。
ウツなんて贅沢病と思っていた、あの頃のアタクシ・・・。
世の中にはもっと大変な人が山のようにいるのに!
五体満足で健康なわたしなのに!
「いっそのことけがや病気など、分かりやすいものだったらどんなによかったろう」
などと、不思議な理論で自分を責めました。
そうです。
賢い読者さんはお分かりのように
「自分責め」こそがウツの重要原因でございます。
見直しや改善。
これは有用。
しかし、いじいじと自分責めすることはなんの役に立たないし、誰の得にもなりません。
罪悪感を持っていたら変われるというのは、大いなるカン違い。
罪の意識で得をするのは、唯一恐れに囚われた小さなエゴちゃんでしょうか。
今日はね
一人SMの女王として君臨していたワタクシが
「罪悪感を手放した方法」を教えちゃいますよ。
まずもってこれ
「罪悪感はいらない。いかなるときにも」
と知ることです。
これがファーストステップ♪
罪悪感がいらないと思えない時には、自分でチェックしてみてくださいな。
罪悪感ありの時と、なしの時の自分を。
人に対して、世の中に対してどう感じるのか
そしてどう動くかをね。
次にやったことは
自分責めを「一人SM」と呼びました(笑)
これで自分を笑えるようになりましたし、人に話せるようになりました。
気楽に構えるので、責める癖に何度も楽しく気づくことができました。
無意識の習慣は、一夜にして変わらないもの。
「やってることに気づいて(無意識から意識下に引っ張り出して)やめる」
というシンプルな反復方法しかないのです。
だから楽しく、ね。
この罪悪感という魅惑の商品。
すぐに棚に戻せるようになるまでには時間がかかります。
・手に取り
・レジに行き
・お支払いを済ませ
・大事に抱えこんで帰宅し
・家の真ん中にどかんと鎮座させ
・窮屈だったり不快だったりしながらも長いこと眺め
・それでやっと
「あれ?これいらなかったっけ」と気づく。
最初はこんな感じなのね。
でも最終的には手にも取らないことが増えます。
「ああ、あるね」とチラッと見て終わり。
(このチラッと見るのは、いまだ結構楽しかったりします(笑))
罪悪感を何個もお持ち帰りして・・・
どんどん狭苦しく息苦しくなって・・・
やっと気づける。
という状態からわたしでもここまで来れたんです。
だからあなたも大丈夫♪
「ああ、わたし罪悪感を手放せなてないわ、ダメだわ」
って思った人。
はい、それが自分責めです。
いりません。
返品、返品ですよ。
次回は罪悪感を投げつけられたらどうするか?
です。
お楽しみに。