罪悪感のオモロイ手放し方【2】マウイ島で投げつけられたティッシュ
罪悪感シリーズその2です。
(その1はこちら↓
罪悪感のオモロイ手放し方【1】 「一人SM」という魅惑の商品。 )
「汚れてくるくるくると丸めたティッシュを投げつけられたら
あなたはどうしますか?」
恩師アラン・コーエン氏の2004年マウイ島マスタリー・プログラムで
こんなワークしたんです。
(アラン・コーエン氏とは最も売れているスピリチュアルな米国作家の一人。25ヶ国語に翻訳され世界中で親しまれている。セミナー・ワークショップも多数開催。初来日で彼に合い、三か月後に会社を辞めることを決意しました)
実際に汚れたものじゃないですけれど、人からもらい受ける問題をティッシュに見立てワークしたものです。
ディー(アランのパートナー)がわざわざ鼻をかむような演技をしてからティッシュを丸めていて、みんなの笑いを誘っていましたっけ。
この投げられたティッシュに、みんな思い思いの行動をとりました。
・急いでよけようとする人
・思わず受け取って困惑する人
・つかんで投げ返す人
・拾い上げてゴミ箱に捨てに行こうとする人
アランは問いかけます。
「どれも大変だよね?
汚い嫌なものをどうにかしなきゃいけないって」
そしてお手本を見せてくれました。
微笑んで棒立ちです。
投げつけられたティッシュは、そのまま下に落ちました。
ティッシュのほうを見ようともしません。
「ほら、自分は何にもしなくても、こうして消えていく。
人から問題(悪意、罪悪感などのいらないもの)がやってきても、何もしようとしなくていいんだよ」
と。
そうです。
よけようとしたら疲れるし・・
受け止めたら手が汚れるし・・・
投げ返したり捨てに行くのも、同じようにその汚れたものに関心を注ぐことになります。
相手の問題は下手にいじくらず、流していくのが最も早い解決ということです。
みんなの行動が間違いという意味ではなく
問題と格闘せずに解決する方法を体感させてくれました。
懐かしいなあ。
いまでもそのシーンを思い出します。
ノーリアクション。
その時のわたしには思いもつかなかった対応です。
あの頃はいつもビクビクして自信がなかったから
「人から何を言われてもちゃんと聞かなきゃ」って思っていました。
でもビクビクしているとよけいにいろいろ言われるのよね。
マウイリトリートの後、ホノルルに戻ってひとり旅をつづけたのですが
現地で友達になった女性に嫉妬されたりね。
「うちの彼氏に色目を使わないで」的なことを言われ、
なにか自分の態度が悪いんだとしょげたり。
今なら
「あなたの彼氏に興味などまったくないんだよ」って
堂々と言い放ちますけどね(笑)
人から何か言われると、ビクッとするじゃないですか?
特に「あなたのせいで」とかなんとか、妙な罪悪感を喚起する言い方をされると。
その時にこそ、この汚れたティッシュをイメージしてほしいのです。
昨日とおんなじ、ファーストステップは理解です。
・ティッシュを汚したのは相手。
・ティッシュを投げつけているのは相手。
・汚れたティッシュはわたしには必要ない。
「わたしのせいで」と相手が言ったとしても
「わたしのせいで気分を悪くするということを、あなたは選んでいるんですね?」
という理解です。
気分って当人の選択の自由です。
だれもだれかを無理やり幸せには出来ないように、不幸にも出来ないものです。
ということをしっかり理解ね。
で、ここから重要。
理解したら
「ごめんね~そうなんだ~」
ってのれんに腕押し的な対応ができたらいいよね。
(できるだけティッシュを受け取らないイメージで)
「気分って当人の選択の自由なのだ」
みたいな正論を述べなくてよろし。
(これはティッシュ投げ返してるよね)
だって相手はなにかわかってほしいことがあるから、文句言ってるわけだからさ。
こちらが大人になれるのならなって、手を差し伸べてあげる。
変に心理やスピリチュアルを学ぶとここで正論を展開したくなるからご注意ください。
(わたしのことだよ)
罪の意識で汚れたティッシュを拾うのではなくではなく・・・
ティッシュは無視して、ハートで相手とつながれたらいいね。
↑マウイでディーと。わたしやっぱり若い?(*⌒∇⌒*)
PS
財愛区間・・・
罪悪感をなんかいも打ち間違え、こういう風に変換されてなんだか平和です。
財と愛の区間ならばどこまでも出向きたいですなW