失って どうして どうやって 人は生きていくのだろう。映画「素晴らしきかな、人生」によせて。
We’re here to connect.
つながるために集まりました。
Love, time, death.
愛、時間、そして死。
Now these three things connect every single human being on earth.
いま、この3つは地球の人間すべてとつながっています。
「素晴らしきかな、人生」
のさいしょのセリフです。
わたしにとって
過去最高の映画になっていたようで
ダーリンと明け方まで
飽きることなく何時間も語り合ったよ。
日本での予告ではなく
あえて本国での予告映像を貼りますね↓
ぜひ観てほしいので
ネタバレはしませんが
原題の
「COLLATERAL BEAUTY」がキーです。
幸せのオマケ
と訳されていますが
直訳は
「相並ぶ美」で意味不明ね。
(だれかわかるヒトいますか?)
「すべてはつながっている」
とでもわたしは訳したいのです。
そのつながりの中に見いだす希望(美)です。
☆
いろんなシーンに泣けて泣けて。
それは若いころにはわからなかったこと。
あらゆるものが
治せると思っていましたから。
寝不足だろうが
二日酔いだろうが
寝たら治って
ケンカしようが
失恋しようが
新たな出会いは次々あって
亡くなるのは遠い親戚か
祖父母くらいなもので
「じゃあ、またねー」は
ほんとに「またね」だったあの頃。
そして
だんだんと年をとるにつれ
知っていく。
失ったら
もうどうあっても
戻せないものがあることを。
この映画は
どうやったら現実を
元に戻せるのか・治せるのか
という映画ではありませんが。
だいじなものを失って
どうして どうやって
人は生きていくのだろう。
ということの答えというか
大きな視点をひとつ見せてくれました。
You’ve been given a gift, this profound connection to everything.
あなたは深遠なるすべてとのつながりというギフトを、与えられているわ。
Just look for it,I promise you it’s there,
ただ求めて。そこにあると約束するわ。
the collateral beauty.
「コラテラル・ビューティー」
ついしん
ちゃんとおしゃれな映画なのですよ。
『プラダを着た悪魔』の監督ということで
冬のNYの街角やインテリアが美しい!
そして豪華アカデミー俳優陣が魅せてくれます。